2017-01-01から1年間の記事一覧
ユマニチュードとは、2011年に、本田美和子医師によってフランスから日本に紹介された、介護ケアについての考え方と方法です。 詳しくは、 www.doublecaredays.com 前回に続いて、今回は、ユマニチュードの「見る」「話す」「触れる」「立つ」のうち、我が家…
「ユマニチュード」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。私は、2014年2月5日放送のNHK総合「クローズアップ現代」で、初めてこの言葉に触れました。 主に、認知症の方のケアを行う上での考え方で、最近では、NHKの番組で2017年4月26日にEテレと総合の…
介護が始まったころは、骨折や病気であれ、認知症であれ、要介護者となった人との関係は、それまでのものとずいぶんと変化していることが多いと思います。 たとえば、息子や娘の立場としては、頼りたい存在であった親の体が不自由になり、適切な判断ができな…
前回の続きです。 とはいえ、早、4月。 更新するのがずいぶん遅くなりました。 桜が満開です。 開花が早いところでは、もう花吹雪のころでしょうか。 さて、 ダブルケアの最中、介護、子育て、仕事、家事とこなさなければならないことは盛りだくさんのてん…
小学生になると、ついて歩くような育児から、親の基本の立ち位置が、見守るほうに移動します。そして、話をしたり、一緒に考えたりするという関係になっていきます。 日常生活においては、行動や気持ちが見えにくい時間が増えていくころでもあります。 ある…
前回、在宅介護と仕事を継続していくための介護体制の一例を考えてみました。 さて、介護体制を整え、仕事を続けることができる状況になっても、ダブルケアで気になるのは、やはり、子どものことです。 就学前、小・中学校、高校と、それぞれに親のサポート…
今回は、仕事が続けられるような介護体制を具体的に考えてみようと思います。 仕事といっても、フルタイム、パート・アルバイト、通勤、自営などいろいろなスタイルがあります。すべてのパターンについて書くことはできないと思いますが、できるだけ多くのパ…
育児(就学前)、子育て(学齢期以降)、家事、仕事で精一杯の日々の中で、介護もこなす必要が出てきたら、当初は、気持ちも生活状況もパニックになってしまうのも無理はありません。 しかし、この混乱の中で、早々に仕事を辞めてしまうのは少し待ちましょう…
育児(乳幼児)、子育て(学齢以降)と家事、仕事との両立がすでに、大きなテーマとなることですが、ここに、介護が入った場合、どうすればいいのでしょうか。事態も気持ちも、混乱するのは当然です。 てすが、ここは、ひとつ冷静になって考える必要があると…
前回の子育てで心に留めたこと(その1)と矛盾するようですが、子どもの心に起こっていることに気を配る一方で、介護をしている状況を、子どもがするべきことをしなかったり、なにかから逃げたりすることの言い訳にさせないことにも、気をつけたほうがいい…
新しい年を迎えてはや10日。 関東地方では、すでに松の内もすぎましたね。 コンビニへ行けば、すでに、節分の巻き寿司の予約の広告が出ていて、すっかりお正月気分も押し流されてしまいました。 今年もどうぞよろしくお願いします。 新年にあたって言葉を一…