ダブルケアデイズ

子育ての最中に、介護がやってきた!ひた走る日々。

ダブルケア 介護にかかる費用(病院、施設などへの支払い)

 

 介護プランを立てるときに、避けて通れないのが、費用の問題です。入居、入院、在宅と、いろいろなパターンで、費用もかわってきます。ここでは、パンフレットや介護保険利用の説明だけではわかりにくいところを書きたいと思います。

 

 

入居をする場合 

介護付き有料老人ホームや、グループホーム、特別養護老人ホームなどに、入居をする場合は、その施設で決められた費用をお支払いします。

その場合の介護保険の扱いですが、介護度に応じた介護保険内の自己負担分は、入居費用に上乗せされます。

この金額は、介護度によって違うので、はじめから含まれているということは、まずないと考えます。

たとえば、我が家の場合を当てはめると、義祖母は要介護5なので、使える介護保険の単位数は36065単位、自己負担の金額は、約4万円です。

入居費用が、住居費、食費、光熱費を合わせて、ひと月20万円だとしたら、それとは別に、この約4万円が加算されます。

さらに、医療費、個人の消耗品、クリーニング代、介護が重度である場合の加算、夜間看護体制加算、看取り加算などが、上乗せされる場合もあります。

入居、入所の場合は、だいたい、このようなことを考慮して費用を概算すると、見込み額と大きくずれないと思います。

 

入院の場合

また、医療機関に入院となると、高齢者の場合、入院前に認知症がないとしても、せん妄といって、一時的に混乱する場合を考え、個室になることもあります。

安定してきたら、多床室に移ることもできるかもしれませんが、認知症へと傾いてしまったら、そのまま、個室になることが多いでしょう。

かつて、義祖母が入院した病院の看護師長さんのお話では、入院がひと月以上になると、65歳以上の方の実に70パーセント以上の方が、混乱されたり、認知症を発症されたりするのだそうです。

しかし、個室は、やはり、最低でも1日1万円前後となり、長い入院になるとたいへんです。

 

在宅介護の場合

次に在宅介護の場合ですが、

介護度と、介護プランの立て方の違いによって、費用にも差が出ます。ご参考までに、要介護5の我が家の場合をあげてみましょう。

 

2016年12月の介護費用の概算は、

入浴、機能訓練加算、処遇改善加算、送迎費用と、自費部分の食費やショートステイの滞在費などすべて込みで割り出すと、次のようになります。

利用単位数からの金額の出し方は、自治体によって少しずつ違いますので、あえて、ざっくりとした数字で出してみます。

 

訪問介護    身体介護      1時間          465円前後

小規模デイサービス       1日          1,900円前後

ショートステイ              1泊         12,000円前後

福祉用具レンタル           1月          2,300円前後

医療費

        内科( 薬代 込み) 1回           3,000円前後

        歯科                         1回           2,500円前後

 

12月は、

訪問介護は、週3回    計14回

デイサービスは、週3回   計13回

ショートステイは、

ひと月のあいだに、1泊と2泊を2回ずつ計6泊

内科往診は、月2回

歯科往診は、月1回

の予定です。

 

要介護5の限度基準単位は、36065単位です。

12月のプラン利用単位の合計は35399単位で、

限度基準内に収まっています。

そのため、各1回の利用料×回数の合計で、

111,010円前後となります。

要介護者の世帯収入が高く、さまざま控除の対象外となると、介護保険利用の自己負担は2割となります。

すると、35399単位の自己負担額分約4万円が加わり、概算費用は、150,987円前後となります。

そして、もし、基準単位を超えてしまったら、その分は10割負担となります。

たとえば、利用したのが、36500単位になったとすると、基準の36065単位を435単位オーバーしています。

すると、435単位分は、全額負担となり、4,350円が加算されるのです。

 

介護度が低いほど、デイサービスやショートステイの利用料は少し安くなります。

しかし、単位の限度基準額も少なくなるので、範囲内ではサービスが足りず、自費の部分が増えてしまうこともあります。

たとえば、要介護1では、16692単位です。

単純に考えて、先ほど示した、要介護度5の義祖母の受けている、半分程度のサービスしかカバーできません。

ダブルケアの場合は、ここがつらいところです。

意外と、デイサービスの1日分の単位よりも、

ショートステイの1日分単位のほうが少ないといったこともあるのですが、自費部分は、ショートステイのほうが大きいので、考えどころです。

 

介護にかかる費用はまず要介護者本人の収入から出していただく

各ご家庭によって、いろいろな考え方や、事情があると思いますが、介護にかかる費用は、まずは、要介護者ご本人の収入や預金などから、出していただくのがよいと思います。

そのうえで、足りなくなったときのことも、考えておく必要があります。

 

この他に、生活費用がかかりますが、それについては、次回書きます。

 

 

💡役に立つかもメモ

 

長年家事をやってきましたが、

お風呂をきれいに保つには、やはり、まめに掃除をするしかないとつくづく思います。

 

しかし、お風呂掃除の時間をとろうとすると、時間も手間もかかります。

お風呂に入ったついでに掃除をしたら簡単ですが、無防備な状態で、強い住宅用洗剤は使いたくありません。

 

ここで、我が家で活躍しているのが、

GANKOHONPOさんの、海を守るバスブラシです。

洗剤がなくても、ほとんどの汚れは、きれいにとれますので、お風呂に入ったついでのお掃除にピッタリです。

私は、シャワーのお湯があったまるまでの水と、この海を守るバスブラシを使って、汚れをとってしまいます。

 

丈夫で、毎日のように使っても、ブラシの部分がなかなかへこたれません。

今、2個目ですが、1個目を買ったのは、かれこれ7年ほど前です。

私が買った価格は1,500円くらいでしたが、十分にもとは取れています。

 

 硬いところにも、よく沿って、やわらかくブラシがあたるので、効率よく汚れをとってくれます。

 

何事においても、時短を図りたいダブルケア生活を、よく助けてくれる

海を守るバスブラシです。

 

 

 

 

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