急に寒くなってきました。
空気が冷えてくると、風邪が心配になってきます。
ダブルケアをしていて、やはり、避けたいのは、インフルエンザやノロウイルスです。
できれば、家族全員かかりたくないですよね。
まずは、基本の予防策をとる
でも、子どもは、学校に行きますから、かかってしまう可能性はいつもあります。
また、大人も、電車に乗ったり、人のたくさんいる場所に行ったりすることはしょっちゅうですから、いつ、ウイルスに触れているかわかりません。
在宅介護の場合は、ひとつ屋根の下で、要介護者も介護者家族もすごしているわけですから、
誰がどこからウイルスを持ち込んでしまうかわかりません。
予防対策としては、
1. 要介護者に予防接種を受けてもらう。
2. 家族もできるだけ予防接種を受ける。
3. 手洗い、うがいをきちんと行う。
4. 部屋を加湿しておく。
など、一般的なことを守るしかないと思います。
施設などでは、インフルエンザが流行しているあいだは、家族の面会も、基本的に控えるようにしていたりします。
かかってしまったら
では、かかってしまったらどうするかですね。
我が家でも、8年余りのあいだにはありました。
いたってあたりまえのことなのですが、かかってしまった人が、基本、部屋から出ないことにしました。
とはいえ、子どもですし、薬の副作用も気になるので、母親である私が、子ども部屋に行かないわけにはいきません。
だから、家の中でもマスクをし、子ども部屋を出ては、うがい手洗いをして、介護もしていました。今は、薬もよいものがでているので、比較的早く回復します。
ただ、新型インフルエンザのときは、効く薬が不明で、夫の会社も、家族が罹患した時点で、会社に報告するとともに、出社停止とするほどの対策をとっていました。
レスパイト入院を利用する
しかし、子どもがかかってしまったのです。
このときばかりは、特別な対応をとりました。
レスパイト入院を利用したのです。
レスパイトというのは、避難するという意味があるのですが、 文字どおり、要介護者のほうに病院に避難してもらいました。
万が一、すでに感染していても、病院なら対応していただけます。
そのとき、いちばん困るのは、私が感染してしまうことでした。要介護者に近づけなくなってしまうからです。
ショートステイでは、急に、予定外で、インフルエンザに感染しているかもしれない人を受け入れることは、難しいでしょう。
レスパイト入院は、介護者が休むという目的で、一時的に要介護者に入院してもらうこともあります。
どの病院が受け入れてくれるのか、普段から、ケアマネジャーにきいて知っておくと、いざというとき、助かります。
結局、私が新型インフルエンザにかかることはなく、それどころか、介護が始まってから、一度もインフルエンザにはかかっていません。
今年も、かからずに冬を越したいと思います。
💡役に立つかもメモ
インフルエンザ予防にお風呂は有効かも
次男は、帰宅すると、すぐにお風呂に入ってしまいます。
中学生になり、部活動をするようになってからです。
そして、卒業するときに気がつけば、皆勤賞でした。
通っていた中学では、表彰がなかったのですが、さすがに褒めてあげました。
思えば、帰宅してすぐにお風呂に入ってしまっていたことも、よかったのではないかと思います。
ところで、
介護をしていると、湯船に浸かるひまなどないことも、しょっちゅうです。
そんなとき、お湯を入れたたらいに足を入れて、身体を洗うと、足浴効果であったまります。
シャワーを浴びるのなら、たらいに自然にお湯がたまります。
少しでも、身体を冷えから守る工夫をしながら、今年も過ごしたいと思います。